ソモロンの独り言

サラリーマンとフリーランスどっちがお得?損益分岐点を調べてみた!

サラリーマンとフリーランスの損益分岐点

どもー、ギガです。

TwitterではサラリーマンVSフリーランス論争は水掛け論が常に行われていますが実際お金の面ではどうなのか。

実際にフリーランスになったらどの時点でサラリーマンを抜けるのか気になったので今回調べてみました!

今回の前提では大学卒から60歳の定年まで働いて退職したときのサラリーマンを前提にして計算していくよ。

忙しい人のためのまとめ

サラリーマンとフリーランスの損益分岐点は年収1,000万円という結果になりました!

個人で毎年年収1,000万円を稼げばサラリーマンの生涯収入を超えられるということです(笑)

詳しくは下の記事を読んでね!

サラリーマンの収入の種類

  • 給与
  • 退職金
  • 年金(厚生年金)

まぁ大きく分けてこの3つですかね。福利厚生もあるでしょうけど、実際あんま使ってないことも多いしお金じゃないので今回は省いて考えます。

じゃあ細かく調べていきます。

給与&退職金

学歴別生涯賃金
中学卒 2億650万円
高校卒 2億2,150万円
高専・短大卒 2億2,990万円
大学・大学院卒 2億8,880万円

ユースフル労働統計2017

この統計の条件としては

  • 男性
  • 60歳までフルタイム正社員
  • 転職は同じ規模の会社

ということですね。あくまで平均値であって最頻値ではないので大手商社など年収が高いとこを加味すると平均的なサラリーマンの生涯年収って体感的にはもうちょっと落ちるかもですね。

年金

厚生年金でもらえる年金
たあんと

あと忘れがちですが、サラリーマンだと老後のもらえる年金が自営業の人とは圧倒的に違います。

年金は給与額や奥さんの働いている状況などでも変わってきますので、一概には言えませんが、世帯でおよそ月額21万円で計算します。

日本人の平均寿命は現在最新の統計では女性が87.26歳で男性が81.09歳なので今回の仮定の場合81歳とします。とするとおよそ65歳からの16年でもらえる年金額は、

21万円×12か月×16年=4,032万円となります。

サラリーマンの支出

さぁ年収とは言ってもいわゆる額面の数字ですからサラリーマンだと必ず天引きされている項目があると思います。

ざっと以下のような感じでしょうか。

  • 所得税
  • 住民税
  • 健康保険
  • 介護保険
  • 厚生年金保険
  • 雇用保険

所得税&住民税

所得税は所得に応じて5%~45%の税率をかけた分が税金として持ってかれる仕組みです。住民税は一律約10%。
すごく稼ぐ人が税金で半分持ってかれるっていうのはこういうことですね。

上記の大卒生涯年収2億8880万円で試算するとだいたい

所得税+住民税=2,600万円ほどみたいです。

健康保険・厚生年金保険・介護保険

保険料は標準報酬月額という4.5.6月の給料の平均に応じて徴収額が変わってきます。

だから3.4.5月に残業して働きすぎると天引きが多くなって損をすると言われるのはこの保険料のせいですね(実際はもらっている給料が増えるので差し引き損にはなりません)

ただ!この保険料は実際に支払わなければならない金額の半分を企業側が払うことになっています。僕はサラリーマンの利点ってやっぱここが1番でかいなと思っています。

ネットから試算が拾えなかったので以下に簡易的に計算してみました。

おおよその生涯社会保険料は4,058万円となりますね。

雇用保険料

雇用保険料は、一般的な業務であれば交通費などの非課税分を差し引いた給与の1,000分の9を支払う計算になります。(29年度以降)

雇用保険料も上の社会保険料の仮定をもとに計算してみました。

生涯雇用保険料=61万円

フリーランスの年金

国民年金は満額もらえるといくらもらえるのでしょうか。

平成29年4月時点で満額は779,300円/年になります。

1ヵ月にするとおよそ64,900円です。うっ少ない…

奥さんも早めに会社を辞めて国民年金だと仮定して、上記の満額を2倍にして計算すると129,800円です。

なので平均寿命まで生きると仮定して計算すると

13万円×12か月×16年=2,496万円となります。

フリーランスの支出

  • 所得税
  • 住民税
  • 個人事業税
  • 消費税
  • 国民健康保険料
  • 国民年金保険料
  • 介護保険料

フリーランスには以上の支出がありそうですね。所得税も経費の関係とかいろいろあってサラリーマンと同じではないとは思いますが、めんどくさいので割愛しましょう(笑)

新たに追加された支出を見ていきます。

個人事業税・消費税

個人事業税はその名前の通り個人事業主に課せられる税金で、290万円の控除があります。実際の税金の計算方法は以下となります。

個人事業税 = (収入 - 必要経費 - 各種控除 - 事業主控除290万円)× 税率

消費税は売上高が1000万円を超える場合に発生する税金なので今回は見逃してやることにしましょう!(計算するのめんどくさい)

国民健康保険料・国民年金保険料・介護保険料

国民年金保険料は一律16,000円/月くらいです。

国民健康保険料は所得と住む地域によって計算式が異なるうえにかなり計算方法が複雑です。

こちらのサイトで計算できるので自分の国民健康保険料が気になる方は1度計算してみるのもいいと思います。

個人事業主 税金/社会保険料計算シミュレーション

サラリーマンとフリーランスの損益分岐点とは

さてさて前置きが長くなりましたが、結局僕が知りたいのは何円稼げばサラリーマンより多くお金が稼げるのかということ!

サラリーマンの実生涯収入が、

2億8,880万円(生涯収入)+4,032万円(年金)-(2,600万円+4,058万円+61万円)(税金+保険料)=2億6,193万円

なのでフリーランスの生涯収益=2億6,193万円になるところが損益分岐点になるので、

フリーランスの収入+国民年金-フリーランスの支出=2億6,193万円

Xをフリーランスの年収・Yを税金や保険料などの年間支出とし、サラリーマンと同様に22歳から60歳まで38年間働いてそれ以降はサラリーマンと同様に年金暮らしだと仮定すると、

38(X-Y)=2億6,193万円-2,496万円(国民年金)

X-Y(手取り年収)=624万円

となり下で計算してみると、

フリーランスの損益分岐点

X(額面年収)=約1,000万円

いやぁなかなかハードルが高い結果となりました(笑)毎年年収1,000万円を達成してイーブンとかなかなかですね(笑)

あくまで概算なので変動はすると思いますが、数字にしてみるとサラリーマンって意外に貰っているんだなと思い知らされますね~